80年代のポップス

映画「ボヘミアンラプソディー」が大ヒットしましたね

クイーンのことなら語り尽くせないというファンが世界中にいっぱいいる証拠で嬉しいのですが、果たしてその想いを共有できるか自信がないので僕はまだ映画を観てません

ハードロックとかヘビメタにもなるとファンはたいてい

・使っている機材
・演奏テクニック
・メンバーの遍歴

といった面倒くさいウンチクを語りだしますが僕は楽曲が美しければそんな事はどうだって良いのです
アーティストがイケメンとかジャケットがカッコいいとかはオマケみたいなもの

80年代はMTVで耳にした曲を借りたり買ったりと音楽業界の思うツボな行動してたので大した深掘りもせずに広く聴いてました

たまたま古本屋で懐かしいホール&オーツの歌詞集を見つけたので迷わず購入

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当時は素晴らしいアルバムを次から次へとリリースしてくれたおかげでホール&オーツの歌詞の世界まで堪能できていなかったのです

kiss on my list

「君のキスはボクのリストに載ってるよ」

なんて全体的に恋愛ものが多いのですが「好き」とか「愛してる」といった直球を連発する安っぽい歌詞ではなく、このさり気なさがカッコよかったのを覚えてます

けっして「オレの腕にキスしろ」ではありません

some things are better left unsaid

言わずにおいたほうがいい事もある
暴かずにおいたほうがいい嘘もある
壊さずにおいたほうがいい想いもある

洒落た詩が素晴らしいメロディに乗って流れてくる

今そんな曲を書ける人いるかなぁ

だからラップなんか音楽とは絶対認めんぞ!

リズミカルに文句言ってるだけじゃねえか!